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2021-03-29

雨の日はどうやって撮影する?冴えない天気こそ絵になるモノクロスナップ

 雨の日や曇天は光が放散して良い写真を撮るのが難しいなんて話をどこかで聞いた事があります。少し前に描いた記事『実はよく分かっていない、『光を撮る』とはどう言う事だろうか? – Crop-of-Life (crop-of-life.jp)』では、改めて意識するとナルホド言わんとせん事が分かったような気がする。と言うのも自分、写真が好きなんですけど、良い写真とは何ぞやが自分の中ではだいぶぼんやりしているんですよね。なんにでもホイホイ感動するチョロいヤツなもんで^^;

 なのであんまり光が冴えない雨の日や曇りの日でも結構写真を撮っている。自分なりに良いと思って撮っているのですが、SNSなどではあんまり評価されたような経験は無いですねw。自分で良いと思っていれば良いのでしょうが、折角なら誰かに褒められたいと思う今日この頃、改めて雨の日の撮影について考えながらスナップしてみました。

◆雨の日の、どこかもの悲し気な空気を感じる◆

 天気が悪い日はなんとなくテンションが下がりますね。ちゃんと科学的根拠があるようで、低気圧の影響で脳がやや落ち込み気味になっていくそうです。

F4 SS1/250 ISO-200 0EV RicohGRⅢ

 小雨が降る万代シティ東港線十字路。行きかう車や人々は多いのに、なんとなく冴えない感じがしますね。確かに、こうやって見てみると、例えばコレをTwitterに上げても『イイね!』とはならないですね^^;。自分の写真は基本こんな感じな気がしますw、ちゃんと考えて撮影しよ。

 スナップ撮影した当日はこんな天気だったので、むしろ『改めて勉強する為の良いチャンスだ!』くらいに感じられました。この時点で今日の撮影はモノクロでいこうと決めていました。カラーで撮っても良かったのでしょうが、表現するという意味ではモノクロの方がパンチがあると考えたからです^^。

●町は天気で表情を変える

F3.5 SS1/200 ISO-100 0EV ハードモノトーン

この日は土曜日の朝、昨夜はそれなりに飲み会などがあった事だろうと思う。冷たい雨に打たれてすっかり役目を果たせなくなったビニール傘が路肩にうち捨てられていた。天気が良い日のこの道は歩いている人も多く、結構賑やかなんですが、この傘が道行く人も疎らな街を静かに見つめているようでした。

F2.8 SS1/100 ISO-200 0EV RicohGRⅢ ハードモノトーン

 角を曲がって飲食店が集まる小路に入ると、飲料の空き容器がギッシリ詰まったゴミ箱があった。飲み屋が殆どのこの場所で、コーヒーやお茶の空容器なんて何だか不自然な光景です。ここには自販機が無いですから。建物の中に有るのかな?この空き缶空き瓶空きペットボトルにも、一つ一つドラマがあるんです。

F4 SS1/200 ISO-100 0EV RicohGRⅢ ハードモノトーン

 アクリル板が水滴で濡れていた。汚れた盤面には、水滴も綺麗な形にはならずに引っ付いていた。向こうに見えるぼやけた景色の中に、土曜日でも忙しく働く人が沢山います。冴えない天気でも、人々のドラマは続いていきますね。

◆水鏡の向こうの不思議な世界、水たまりは最高のフレームになる◆

 ここ数年SNSの台頭でリフレクションが定番の表現になってきました。水面に映る逆さまの世界は不思議で美しいですね^^。雨の日は街の至る所に水溜りができます。逆さまに町を映すその水たまりはまるで、異世界の入り口の様でした。

F2.8 SS1/125 ISO-100 0EV RicohGRⅢ ハードモノトーン

 点字ブロックの続く歩道に、公園の大きな木が映る水溜りがありました。この頃には小雨も上がり、水たまりは凪いで曇天に冴えない街を綺麗に映していました。

●ここまで来るともう冴えない方が絵になる

F2.8 SS1/125 ISO-200 0EV RicohGRⅢ ハードモノトーン

 飲み屋が集まる小路の風景。人も居ない朝の飲み屋街の水たまりに映ったその風景、足を踏み入れるとこの中に落ちてしまいそうです。本当は歩く人なんかが写っていると寄り写真としては良い物になるのでしょうが、自分としてはこんな風に一味足りない風景も、視点を思いっきり変えてみれば十分絵になると思います。

F7.1 SS1/50 ISO-200 0EV RicohGRⅢ ハードモノトーン

 路肩に駐車された車の先に、今にも異世界に落ちてしまいそうな水溜りがありました。風が無いせいか、水たまりは鏡のように張り、本当にそっち側に行けてしまいそうです。そんな事考えている30過ぎ、まだまだ中二病ですねWw^^;。

◆写真の良さは撮り手の心で決まる◆

 曇天で雨が降って、行き交う人々も疎らで、とても映える写真が撮れないような状況の中でも、自分の中の感動がちゃんと動いていれば、こんなに冴えないシチュエーションでもちゃんと絵になると思います^^。モノクロなどの仕上がりイメージについて、『加工だ!』と言って蛇蝎の如く嫌う方がたまにおられますが、表現は自由です。むしろ表現の方法があるなら、遠慮なく採用して自分が感じた感動を見た人によりダイレクトに伝えるようにした方が絶対良いです!。写真は記録でもあり、作品でもあり、表現でもあるものです。

 今回は天気が悪い街の冴えない風景を、どれだけ冴えない感じだったかを上手く伝える事が出来たと思います。雨の日のモノクロの街の冴えない風景、とても良いじゃないですか^^。この感性、自分の中でもっと磨いていきたいと思います。

F2.8 SS1/50 ISO-100 0EV RicohGRⅢ ハードモノトーン

新潟市中央区万代

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