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2020-05-11

白山公園と満開の桜

 短い桜の季節に今年は新型コロナウィルスの影響で、花見の規模を縮小するよう要請が出ていた。新潟はこの時点では、シートを広げて集まるなどの状態でなければ、特に花見自体は禁止されていなかったし、駐車場も閉鎖はされていなかった。それなりに人は集まってはいたが、長時間居座らない事が要請されていたので混雑などは一切無かった。新潟市内でこんなにスムーズに花見ができたのは多分初めてかもしれない。

◆オランダ風の回転様式空中庭園

 白山公園は新潟市中央区の新潟県民会館のすぐそばに整備された『空中庭園型』の公園で、その名の通り周辺の建物より少し高い位置に整備されて、遊歩道で信濃川やすらぎ提などにアクセスできる造りになっている。

 新潟市の資料によると、明治6年に太政官布告第16号により開設された日本で最初の公園の一つで、新潟総鎮守白山神社に隣接して、新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」などの文化施設を取り巻くように、6つの空中庭園とそれらを結ぶ空中回廊が整備され「日本の都市公園100選」にも選ばれたとの事。

 太政官布告とは、明治18年に最初の内閣ができる前の国政処理の最高機関の事で、そこが出した「お達し」とある。そのなかでも公園の制定についてのもので、「人口の多い都市の、古くからの景勝地や旧跡などの人が多く集まる場所で、年貢徴収の対象になっていない所を『永く万人偕楽の地』として公園に制定するので、各地域でその場所を申請するように」との内容の物らしい。

F5.6 SS1/800 ISO-200 +0.3EV 75㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

●中心街にありながら空が開けた公園

 白山公園は有料駐車場が整備されていて、駐車場を利用するためのお得なプリカ、3000円分をなんと2000円で購入できる!一時間200円の利用料なので、なんと5時間分もお得なのだ!

 自分が訪れた日は丁度満開の一番良い時だったようで、見事な咲きっぷりだった。

F4.5 SS1/1600 ISO-200 0EV 50㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500
F5.6 SS1/500 ISO-200 +0.3EV 75㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500
F7.1 SS1/800 ISO-200 0EV 113㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

 訪れている人はそこそこ居たが、所謂『密』の状態にはなっていなかった。さすがにレジャーシートを広げている人は居なかった。

F8 SS1/800 ISO-200 0EV 18㎜ PENTAX K-1 DA12-24

 桜の時期にこんなに青空に恵まれたのはいつ以来だろうか…新潟は地域によっては桜の時期に雪が降る事もある。殆どの場合が曇りなどの天候なので、この日は夢中でシャッターを切った。

◆桜の花が散る合図

 代表的な桜の花ソメイヨシノ。その花の散り始めは花の中央が赤く熟してくると少しずつ始まると言う。

F7.1 SS1/1000 ISO-200 0EV 170㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

 よくよく観察してみると、実に綺麗な色をしている。桜のシーズンは本当に短い。咲いたな!なんて思っていると次に気が付いた時にはもう散っている…。毎年コレの繰り返しだった。

F7.1 SS1/800 ISO-200 0EV 18㎜ PENTAX K-1 DA12-24

 散り始めが近いであろう桜の花達。そんな風な視点で見ると、この時がより一層貴重に感じて来る。

F4 SS1/3200 ISO-200 0EV 19㎜ PENTAX K-1 DA12-24

 そんな事を思っていると、花が散りかけ若葉が出始めている枝を見つけた。いつも桜は突然散っていると思っていた。白山公園は少し高い位置にあって、更に日当たりの良い枝ではシーズンの初め頃に蕾を付けるので、散り始めるのはこんな所からなんだろう。

F6.3 SS1/1250 ISO-200 0EV 53㎜ PENTAX K-1 FA35-80

●『映え』もある造りの良い公園

 白山公園はチョット散歩するにも凄く景観の良い公園だ。天気の良い花の季節にカメラを持って…なんて最高のシチュエーションじゃないか!そんな白山公園には中央にシンボリックな水辺がある。それだけじゃない、すぐ隣には『新潟県政記念館』というハイカラな建物があり、更に新潟総鎮守白山神社も鎮座している。新潟市のど真ん中にありながら、見所満載のスポットだ!

F7.1 SS1/800 ISO-200 +0.3EV 18㎜ PENTAX K-1 DA12-24

 公園中央の水辺からお隣の『新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ』を望む。

F7.1 SS1/500 ISO-200 0EV 19㎜ PENTAX K-1 DA12-24 アスペクト比16:9

 アスペクト比を16:9で現像した。水面に写る桜の花と青空がよりワイドに表現できた。

F5.6 SS1/640 ISO-200 0EV 240㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

 神社の鳥居をバックに境内の桜をクロップした。鳥居の傍には噴水もあってとても涼やかに落ち着いた風景になっている。

F5.6 SS1/800 ISO-200 +0.7EV 80㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 桜の花をフレームに新潟県政記念館がとても映える。館内を見学できるらしいが、詳しい事は分からない。近いうちに必ず行こう!

◆桜の道、市民の為に

 全国各地に桜並木はあるが、こんなにゆっくり桜の下を散歩できる場所は数少ない。レジャーシートを広げられるだけの広場もあるが、この公園基本的には散策しながら花見を楽しむ造りになっている。だからこそ訪れやすいのかも知れない。

F7.1 SS1/1000 ISO-200 0EV 18㎜ PENTAX K-1 DA12-24

コチラ側の桜は散り始めていた。

F6.3 SS1/400 ISO-200 0EV 500㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500
F5.6 SS1/800 ISO-200 0EV 170㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

 基本的に人が写らないようにしているが、この様なシチュエーションでは最早不可能なので最大限配慮して撮影する。こんな時、デカい望遠レンズを装着したフルサイズ一眼は良い。このいかにも『写真撮っています!』というスタイルが返って不信感を払拭してくれるそうだ。勿論、レンズが向いている先が『正当な物』である事が最大の条件だが。

F6.3 SS1/250 ISO-200 0EV 500㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

 コチラは地元テレビ局『TENYテレビ新潟』の取材クルーの方々。やっぱりプロの方は何というか…趣が違うように見える。ふと足元を見ると、花ごと桜が散っていた。

F6.3 SS1/640 ISO-200 0EV 240㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

◆ 来年への願いを込めて

 今年の花見事情は色々あった。特に都会の方では大変だった。自分の所もこれとこの後に寄った信濃川やすらぎ提での撮影を最後に、新潟県内の多くの公園や施設の駐車場が閉鎖された。どうか来年はいつもの通り多くの人が桜咲く春になるように。

F16 SS1/400 ISO-200 +0.3EV 53㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500
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F9 SS1/400 ISO-200 +0.3EV 18㎜ PENTAX K-1 DA12-24
F8 SS1/1000 ISO-200 -0.3EV 18㎜ PENTAX K-1 DA12-24

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