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2020-06-10

春の山菜採りその5 ~沢山のコシアブラでフィナーレ~

 これまでの山菜採りの中でも時々採っていたコシアブラ。ある山の山頂に沢山採れる場所を知っていて、毎年春の山菜採りはこのコシアブラの収穫をもって最後にしている。時期は5月の終わり、里や標高の低い位置ではもうすっかり山菜の旬が過ぎている頃だ。

◆実はこの日はこの年二回目の登山だったが…

 収穫のタイミングを見極めるのが大変な上に、場所が場所なだけに行くのがとにかく大変だ(汗)普通に片道三時間程度の登山をして山頂まで行ってから、更に稜線を外れ、別の尾根へと斜面をカニ歩きしながら採集して歩く。

F7.1 SS1/500 ISO-100 0EV 35㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 コレはまだ発芽していない時の様子。実はこれを見に来た時点で二回目だった。正直マジかよ…また外れかよ…って心境だった。毎年一回で決まらない。多少大きくなってもいいからじっくり時期を外してから行くようにしようか…。

F9 SS1/250 ISO-100 0EV 60㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 この辺りの木は長年誰にも見つかる事無くこの太さまで成長した。地上ではかなり高くなるのだろうが、ここは冬季には3mを越える積雪がある場所。だから高さはかなり低い。

F9 SS1/160 ISO-100 0EV 68㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 もう少しで食べ頃を迎えるコシアブラ。この日はこんな感じで惜しいのが沢山だった。仕事の都合で丁度良い日に来るのは難しいが、後日また来る事にした。

F8 SS1/500 ISO-200 +0.7EV 40㎜ PENTAX K-1 FA35-80

◆三回目の登山、今度こそ…!

 それから数日後、三回目の登頂wイイ感じに発芽していた!この中から良い物を厳選して採集していく。勿論、全部は採らないし、どのみち半分以上が収穫に適さない小さな芽なのである。向こう側の斜面の残雪が眩しく煌めいている。

F5.6 SS1/250 ISO-200 0EV 68㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 所によってはこんな風に一番食べ頃になっているものもある。つい先日まではあんなに小さな芽だったのに。こういうのは出るまでがとにかく長いが、出始めるとあっという間にこうなる。

F5.6 SS1/500 ISO-200 0EV 80㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 太く茂っていて実に美味そうだ!これ以上大きくなるとチョット筋張ってしまうが、天ぷらにする事が多いので全然気にならない。タラノメ同様、そこそこ大きくなった物が好みだ!

F9 SS1/400 ISO-200 0EV 80㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 この木は真っ盛りだ!良い物だけ厳選して収穫するが、それでもかなり沢山採れる。今年も無事に沢山収穫できた事を、この山の神様に感謝して下山した。

◆山菜の女王と呼ばれるコシアブラ

F5.6 SS1/40 ISO-800 0EV 53㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 色んな山菜を採るが、一番好きな山菜がこのコシアブラだ。お世話になっている方へのおすそ分けにも持って行っているが、それなりに貴重な山菜なので喜ばれているようで何よりだ。

F5.6 SS1/50 ISO-800 0EV 68㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 軽く水に晒す。こうした方がコシアブラ自体が復活して瑞々しくなってくれるので、タラノメなんかでもおススメ。10分程度晒せば沢山なので、それ以上晒すと逆に風味が飛んでしまうので注意。

余談

 今年は新しい発見があった。天然のワサビだ。長年探していた物が見つかったのでウレシイ!が、収穫はしないで来た。

iPhone7plus

 ハート形の葉と白い花が特徴だ。市販されているワサビと違って、葉の部分を葉ワサビとして食用にする。決して根を抜いてはいけない。かつてカタクリ同様この抜根によって乱獲され自生地が激減した経緯がある。カタクリは保護活動も相まって生息域が回復しているが、ワサビに関しては天然物はあまり尊重されていない。栽培が盛んだからだろうか。

山菜で見る環境問題と人の在り方

 今年は市場稀にみる暖冬の影響で、あらゆる山菜が同時に出てチョット忙しくなってしまった。ブログに纏めるのが上手くないのでこざっぱりした感じになっているが、タラノメだけで600株は収穫した。相当な範囲で収穫したのでこの量になっている。なかなか普通に採る人には真似できないフットワークだと自負している。むしろ狭い範囲でこれだけ採れたら苦労しないし、そもそも一つのエリアでそんなに発生しない。子供の頃からほぼ自力で学んだ自然の事、乱獲など決してしない。自然界の再生能力をこの体で理解している。

 山菜採りをしていると、色んな事が分かってくる。ただ趣味で採る人、地場産の仕事として採る人、研究や調査の為に採集する人…様々な立場から、感じ方はそれぞれ違うと思う。ただ、一つだけ確かな事がある。

 人間なんて、どうにもならないって事。。。

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