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2020-11-27

GRⅢで晩秋の日常を撮ってみる

 十一月も終わりに近づいて、ようやく冬らしくなってきましたね。天気が良くても吹いてくる風が寒く感じるようになりました。

 我が家でもオカメインコのあかまるとれもんがモコモコに膨らんで、時たまプルプルしている。オーストラリアが原産のオウム目なので、寒さはチョット苦手です。ですが、過保護にすると冬毛への換羽を阻害する可能性があるので、程々に寒さを感じさせています。

F2.8 SS1/80 ISO-200 0EV RicohGRⅢ

 左があかまる(オス)で、右がれもん(メス)です。れもんはいっつもご機嫌ナナメw窓から差し込む西日で、床が暖かくなってまるで床暖房みたいだ。

F5.6 SS1/640 ISO-100 0EV RicohGRⅢ

 食用菊もいよいよ終盤、黄色に咲き乱れる花々が眩しいです。

 義母が畑で大量に育てている大根、漬物にするんだって。大根は重量級の野菜なので、畑から洗い場に向かって運ぶのが大変。

F5.6 SS1/400 ISO-100 RicohGRⅢ

 お世話になっている方々へ、挨拶がてら届けて回ります。

 GRⅢを手にして半年そこそこですが、コンデジってホント日常に落ちて来るカメラですね。これまで使っていたK-1はゴリゴリの一眼レフなので、あんまりラフに使えなくて、日常をサクッと撮るような事はしてこなかったのです。よく考えてみれば、昔のフイルムカメラなんてこんなにデカい物なんか無かったから当然かな。

F4 SS1/250 ISO-100 0EV RicohGRⅢ

◆秋の日常は冬支度

 十一月も中頃を過ぎると、あちらこちらの家庭で柿が干されていたり、大根が干されていたり、はたまた小豆が干されていたり、今も昔も変わらぬ冬支度の光景が見られます。

F2.8 SS1/1000 ISO-200 0EV RicohGRⅢ

 干し終えた小豆、サヤから取り出してみるとなんと色鮮やかな事だろう。いつ見ても綺麗な色です。

F2.8 SS1/40 ISO-3200 0EV RicohGRⅢ

 コチラもなんと綺麗な色でしょう。先日も鮭を丸ごと一本頂いたばかりだったのですが、またハラコを一腹頂きました!ありがたやありがたや、この上ない恵みです。

F2.8 SS1/40 ISO-250 0EV RicohGRⅢ

 収穫した柿に右上は里芋、左奥には鳴らしっぱなしだったキウイフルーツ、全部秋の味覚です。

 柿は干してもそんなに長持ちはしないですが、イモや豆類はしっかり乾燥させるとちゃんと一冬越せます。昨今は温暖化の影響なのか、暖冬だと中には腐ってしまう物もありますが…。

F9 SS1/400 ISO-200 0EV 500㎜ PENTAX.K-1 SIGUMA-APO50-500

 裏庭の木に大量のスズメが集まってきます。と言うか、半分くらいは我が家の屋根裏で生まれ育ったようです。詳細は分かりかねますが…wさすがにGRⅢの画角では撮りたいように撮れなかったので、望遠レンズをK-1に装着して物陰からスニーキングして撮影しましたw

 こんな風にスズメが集まってくるのも晩秋の光景ですね。留鳥タイプの野鳥はこれから訪れる冬の為に沢山食べなければなりません。みんなで一緒に居て、餌場を巡る方が安全で効率が良いそうです。(別にスズメに聞いたわけじゃないw)

◆ポエム

いつかはオイラも干されるのかな。いや、死ぬまでこき使われるのかな。 まったく、せめてムダにはしないでくれよ?今時間をかけてムダをそぎ落としているところだから。 手伝わなくていいから、邪魔だけはしないでくれ。

F2.8 SS1/125 ISO-200 0EV RicohGRⅢ
F3.5 SS1/160 ISO-200 -0.7EV RicohGRⅢ
F2.8 SS1/125 ISO-100 -0.7EV RicohGRⅢ

◆日常の普段使いこそコンデジの魅力

  コンデジと言えば、旅行や登山で一眼レフ程荷物が嵩張らないで、スマホよりも綺麗に撮れるカメラって感じで使われる事が多いと思います。ですが、日常、それこそ仕事を終えて自宅でダラダラ過ごしているような状態でも良い写真が撮れるのもコンデジの魅力だと思うのです。スマホのポートレート機能よりも自然な背景のボケみ、拡大しても素子が荒れない解像度、カメラならではの写真の仕上がり、どれをとっても一眼レフに遜色ないと思うのです。

 今回掲載した写真は、全て自宅で撮影したもの。庭先の光景さえ、絶景に変えてくれるGRⅢ。プレミアムコンデジと言うだけあって、とても撮影が面白いカメラです。せっかく手に入れたカメラ(このクラスはコンデジでも結構なお値段汗)なので、もっとセンスを磨いて撮っていきたいですね。

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