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2020-08-23

GRⅢ撮り散らかし作例集!!購入して二月余り、カメラとしての実力

 Ricoh GRⅢを手にしてから今日まで色々撮り散らかしてみた。APS-C機の一眼レフK-70を手放して新たに購入した本機。発売してから結構経つので、実務的なレビューはもうネットに出尽くしているが、本当の良さとか、どれくらい自分に合っているとかは実際に使ってみないと絶対に分からないと思う。

 結論から言うと、自分は思い切って買ってみて本当に良かった!!と思う。GRⅢを買うのに思い切りが必要なの?なんて思わないで欲しい、自分の様な社会の底辺には10万円の買い物は非常に大変な事なのだ(汗)

 そんなGRⅢ、今回の記事はかなり写真多めで行くので、カメラ素人がいきなりGRⅢを持ってみて果たしてどんな写真が撮れるのかってな所を参考にして頂けるとありがたいですはい。

◆コンデジながらAPS-Cセンサー、機動力と画質が高次元!

 GRⅢは当然コンデジ。正直言うと今まで、レンズ交換も出来ないコンデジなんて、ケータイカメラのチョット画質が良いバージョンくらいにしか考えていなかった。センサーサイズが大きくなれば当然画質も良くなると思うが、言うても限度があるでしょくらいに考えていた。

 でも近頃のコンデジはホントに良い。ポケットにすっぽり入って、高性能一眼と同等の高画質で撮影できるなんて、これは街中をブラブラ撮り歩くのが楽しくなるぞ!

F4 SS1/250 ISO-100 0EV RicohGRⅢ ハードモノトーン

 遠くまで広がる街の風景だが、建物や車のディテールがつぶれる事なく写せている。並みのコンデジだとさすがにこうはいかないし、なんなら近頃高性能化が著しいスマホカメラでもこうはいかないと思う。

F5.6 SS1/1250 ISO-200 0EV ハードモノトーン RicohGRⅢ
F5 SS1/400 ISO-100 0EV ハードモノトーン RicohGRⅢ

 普段使っているPENTAX K-1ではあんまりモノクロ写真は撮らなかったが、GRⅢを使うようになってからはコレが面白くてよく撮るようになった。コンデジにしてカメラが軽くなった事で、なんだか心も軽くなったようだ!

●仕上がりイメージを変えるのも楽しい!

 K-1にも様々な仕上がりイメージがプリインされているのですが、ボディが大きなK-1ではせいぜい銀残しくらいしか使わない。特に理由はないのだが、なんだかあんまり使う気になれなかったのだ。でもGRⅢでは、仕上がりイメージをバンバン変えながら撮り散らかしている。ラフに撮れるからか、なんだかこのイメージ変更もレンズ交換みたいで楽しいのだ!

F5.6 SS1/1000 ISO-200 0EV クロスプロセス RicohGRⅢ

 仕上がりイメージクロスプロセス。なんだかノスタルジーな仕上がりで、多分一番使う仕上がりイメージだ!

F5 SS1/400 ISO-200 0EV レトロ RicohGRⅢ 

 コチラは縦構図。仕上がりイメージはレトロ調だ。コントラストが薄く、彩度も低めでハイライトも控えめなこの仕上がりはまるで昔のインスタントカメラを思わせるような仕上がりだ!

 このイメージで撮る時は、像があんまり鮮明じゃない方が良いのかもしれない。GRⅢでは各仕上がりイメージ毎に詳細設定で彩度やシャープネスを調整できるので、仕上がりを最大限生かせるようにアレンジしても良いと思う。

F4 SS1/1600 ISO-100 0EV ビビット RicohGRⅢ

 仕上がりイメージビビットだ!彩度を際立たせて空間を明るくしてくれる!空と海の青が生えて良い感じだ!

F2.8 SS1/40 ISO-100 -1EV ハイコントラストモノトーン RicohGRⅢ

 重苦しい程の重厚感を表現するならコレ。神社の石畳の厳かな雰囲気を伝える。かなりクセが強いので、使いこなすにはセンスを磨かねば!

おススメの仕上がりイメージは何といってもBB!(ブリーチバイパス-銀残し)

F5.6 SS1/500 ISO-100 -1EV ブリーチバイパス RicohGRⅢ
F2.8 SS1/40 ISO-200 0EV ブリーチバイパス RicohGRⅢ
F3.2 SS1/160 ISO-100 -0.7EV ブリーチバイパス RicohGRⅢ 

 他の記事での既出写真ですが、どうしてもこれだけは外したくなかった!

◆コンデジだから沢山撮れる!俺のGRⅢ作例集!

F5.6 SS1/1250 ISO-200 0EV ビビット RicohGRⅢ

  新潟市中央区西船見町歩道橋の上から。

F5.6 SS1/1000 ISO-200 0EV クロスプロセス RicohGRⅢ

 新潟市中央区旭町通しょうこん坂。昔戦死者を弔う召魂社があった事からそう名付けられたらしい。他にもワルツ坂とも。

F4.5 SS1/320 ISO-200 0EV ハードモノトーン RicohGRⅢ

 新潟市中央区古町5番町ドカベンロード。

F3.5 SS1/160 ISO-200 0EV クロスプロセス RicohGRⅢ

 新潟市中央区古町商店街のどこかの小路。

F5 SS1/400 ISO-200 0EV クロスプロセス RicohGRⅢ

 新潟市中央区西大畑町どっぺり坂。昔新潟高校の寮があって、ここから繁華街に遊び言っては学業を疎かにし、留年→ドッペルン(二重と言う訳からダブる)→どっぺり…と、なったとか。

F5.6 SS1/800 ISO-100 0EV ビビット RicohGRⅢ

 新潟市中央区窪田町寄居浜。

F5.6 SS1/2000 ISO-200 0EV モノトーン RicohGRⅢ

 寄居浜の日時計。

F5.6 SS1/640 ISO-200 0EV クロスプロセス RicohGRⅢ

 新潟市中央区古町本町通りの商店。

F5 SS1/320 ISO-200 0EV モノトーン RicohGRⅢ

 新潟市中央区古町本町通り商店街。

F5.6 SS1/500 ISO-100 0EV ハイコントラストモノトーン RicohGRⅢ

 新潟市中央区西港佐渡汽船岸壁。

F2.8 SS1/80 ISO-200 0EV クロスプロセス RicohGRⅢ

 新潟駅南口。駅はもうずっと工事中。

F4.5 SS1/320 ISO-200 0EV ハイコントラストモノトーン RicohGRⅢ

 雨が降りしきる新潟駅。

F5.6 SS1/1000 ISO-200 0EV スタンダード RicohGRⅢ

 新潟市中央区日和山浜。群生するハマヒルガオ。

F5.6 SS1/1250 ISO-200 0EV ビビット RicohGRⅢ
F5.6 SS1/800 ISO-100 0EV スタンダード RicohGRⅢ
F5.6 SS1/1000 ISO-100 0EV ビビット RicohGRⅢ

 綺麗な海に戻せるなら。

SS1/40 ISO-200 0EV クロスプロセス RicohGRⅢ

日常。

F7.1 SS1/3200 ISO-200 +0.3EV クロスプロセス RicohGRⅢ

 梅雨の晴れ間。

F8 SS1/4000 ISO-1600 0EV スタンダード RicohGRⅢ

 高速シャッターで夏の打ち水。

F2.8 SS1/50 ISO-200 -1EV ハードモノトーン RicohGRⅢ

捕まるあかまるw

F5.6 SS1/640 ISO-100 0EV ビビット RicohGRⅢ

 新潟市西蒲区松野尾上堰潟公園ひまわり園。

F5.6 SS1/640 ISO-200 0EV ブリーチバイパス RicohGRⅢ

 上堰潟公園のひまわりも枯れていた。

F5.6 SS1/800 ISO-100 -0.7EV ハードモノトーン RicohGRⅢ

 いつの間にか夏も終わりを迎えていた。

◆『最強のスナップシューター』の異名に恥じない最高のカメラ

 ポケットに入るサイズでこれだけ高画質に撮れて、且つ様々な表現も出来て自分的には文句なしですね!強いて言うなら電池の持ちがアレですがw

 勿論レンズ交換ができる一眼カメラと比べれば、ズームはデジタルなので(GRⅢの場合クロップと言うスタイルで実質ズーム機能?)離れた被写体にはかなり弱い。だからこそ自分はK-1に50-500㎜の望遠レンズを付けて、手前ではこのGRⅢを使うスタイルを取っているし、日常のラフな撮影ならデカいボディの一眼カメラよりもコンデジのGRⅢの方が絶対良い!昔の写ルンです感覚で使っている。

 今回はかなり写真多めにしてみたが如何だっただろうか?自分は基本的にはカメラ初心者と変わりないので、そんなレベルの人間でもこれだけ撮れるって事が伝わればと思う。

 APS-Cセンサーを搭載した所謂プレミアムコンデジは各社から発売しているので、気になったら是非お店のホットモックを触って自分に合った一台を探してみて欲しい!

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