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2020-06-07

春の山菜採りその3 ~乾燥ゼンマイを作る~

 去年下越地方の某沢沿いを探索していたら、ゼンマイが群生している場所を発見した。この時は惜しくも旬が過ぎていたので採集しなかったが、今年は時期を見て収穫しようと計画していた。ここも同一エリアなのに随分生育に差が出る場所なので、二日に分けて収穫した。

◆ゼンマイ採り一日目

 発生状況はそこそこ、ゼンマイ以外の山菜も顔を見せていた。

F7.1 SS1/50 ISO-1600 0EV 60㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 崖にあった発生直後のゼンマイ。黄色い綿毛に包まれてなんとも可愛らしい姿だ。当然だがこんなに小さくては流石に収穫できない。

F7.1 SS1/30 ISO-400 0EV 40㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 コチラは食べ頃。よく見ると前年株から発生している様子が分かる。緑色しているのが胞子葉(胞子嚢)、赤くなっているのが栄養葉。派生した場所の土壌の影響だろうか、同じゼンマイでもこんな風に赤くなっている物もよく見かける。特に品質に違いを感じない。タラノメもこんな風に真っ赤になっているのを見た事がある。

F7.1 SS1/50 ISO-800 0EV 80㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 これも男ゼンマイの塊。これだけ男手があるなんて実に頼もしい場所だ。大切にしてこれからも自然の恵みとして、少しづつ頂いていきたい。

F7.1 SS1/30 ISO-800 0EV 35㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 この日の収穫。何気にタラノメが沢山採れた。個人的には発芽直後の筆芽よりも、これくらい大きくなった物の方が食べ応えがあって好きだ。本命のゼンマイはまだあまり沢山採れなかった。コシアブラがちらほら出ていたのでコチラも収穫してきた。

F7.1 SS1/50 ISO-1600 0EV 80㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 色ツヤがとても良い。乾燥ゼンマイにする予定なのでこのまま洗って冷蔵庫にしまっておく事にする。

F7.1 SS1/25 ISO-3200 +0.7EV 68㎜ PENTAX K-1 FA35-80
F4.5 SS1/30 ISO-1600 0EV 48㎜ PENTAX K-1 FA35-80

 先日のワラビと今日のコシアブラやタラノメで天ぷらそばにした。

◆それから一週間後

 次の週に同じエリアへ再び。天候の関係で写真は殆ど撮れなかった(汗)なので帰ってきてからの様子。

F7.1 SS1/400 ISO-200 0EV 60㎜ PENTAX K-1 FA35-80

そこそこの量が収穫できた。これを新鮮な内に乾燥処理に入る。

iPhone7plus

 まずはガッツリ茹でる。10分くらいは火にかけるかな。こうすると結構柔らかい感触になるので、そのくらいで火を止める。茹で過ぎると融けちゃうので注意!

F5.6 SS1/60 ISO-200 0EV 93㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

 茹でたゼンマイを重ならないようにムシロに並べて下干し。なんだろう…いつも思うがこの光景と香り、生まれる前から知っているような気がする。

 この状態で一晩もすればいいとこ乾くので、そしたら次の工程に入る。ここからが大変で、結構やる事が多い。

F5.6 SS1/100 ISO-800 0EV 170㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

 ある程度乾いたゼンマイを、丸めて優しく揉む。広げて乾かす。乾いた頃にまた丸めて揉む。そしてまた広げて乾かす。これをゼンマイが完全にミイラになるまでずっと繰り返す。

 さすがに手間を省けないかと今回はこの揉みの工程を結構端折った。一応問題無く形になったのだが…!?

F5.6 SS1/4 ISO-200 0EV 240㎜ PENTAX K-1 SIGUMA APO50-500

 出来上がった乾燥ゼンマイ。揉みの工程を減らした結果、繊維が固まり折れて細かくなりやすくなってしまった(汗)やはり必要な手間は省くもんじゃありませんなw自家消費なので細かい事は気にする必要は無いが、実際に水で戻して調理した時に形が悪くなっているので残念な感じに仕上がるカモ知れない。

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