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2021-05-28

玄関から30m以内の絶景!ニワトリ(庭撮り)が面白い!

 写真撮りと言えば『絶景!』と、言っても過言ではないテーマですね^^。カメラを始めるきっかけが、『この絶景を誰かに伝えたい!』や『スマホで撮ってたけどもっと本格的に絶景写真を撮りたい!』なんて事は多いのではないでしょうか。

 でも実際は『絶景は遠くにある…』や『道中が険しくてなかなか行けない…』や『交通費が出ないよ…(これは自分くらいかw)』など、ハードルが高い面も。

 そもそも絶景とはなんでしょうか?、ネット辞書で改めて調べてみたところ、素晴らしい景色・美しい景色など、意外と抽象的な感じでした。美的感覚は千差万別、人によってその価値観は随分異なります。

 そう考えると自分なりに『この感じ…良い!』と思えた風景ならそれすなわち絶景という事になります。今回は自分が自分なりに良いと思えた風景を写真で表現して表題のように致しました!

 カメラの設定や仕上がりイメージによって更に豊かな表現ができるので、同じ風景でも『本当はもっとアニメにしたい』や『もっとシネマテックにしたい』などの自分なりのセンスも実現できるのが良い時代です^^。それも踏まえてニワトリ(庭撮り)は、手軽な上にまさに『自分だけの絶景』にできるのでおススメです!

◆ニワトリ絶景のコツは接写、マクロに出来ればなお楽しい◆

 自分が普段愛用しているコンデジのGR3には、ボタン一つでマクロ撮影ができる機能が備えられているので、この様な撮影に非常に良いです。

F5.6 SS1/400 ISO-200 0EV RicohGRⅢ マクロモード

 我が家の庭に沢山生えている苔。正体は完全に不明なのですが、特に害も無いのであんまり気にしていなかったですw。普通に見ていると、ただ緑色なだけで、何が生えているのか殆ど分からない存在なのですが、こうやって接写してみると結構な絶景が広がっているのが分かります。もはや宇宙ですね^^、コレぞニワトリの良さと言えます。

●色味と世界感

F4.5 SS1/320 ISO-200 0EV RicohGRⅢ

 我が家の庭や畑や至る所に自生している赤シソ。緑の大地に突如現れた不気味な木のような存在感です。

 こんな風に色が極端に違うと眼を引くし、その周りとのギャップが溜まらないですね^^。本当はここにもう一つ何かポイントがあれば(例えばトカゲとかフィギュアとか?)もっと世界感が変わったかもしれないですね。

F4 SS1/250 ISO-200 0EV RicohGRⅢ

 庭のツツジの花。実はもう時期的には終わり頃。夕日に照らされて赤と緑のコントラストが絶景ですね^^。目線的には蜂や蝶をイメージしてみました。写真よりも映像として旋回したらもっと羽虫目線として絶景を楽しめるかも知れませんね。

◆『逆光にはドラマがある』と、教えてくれた人が居た◆

 『どんな風景も逆光があるだけで一気に面白くなる』、そう言ってその人は木々の間から射す光へ夢中でレンズを向けていました。

F5.6 SS1/500 ISO-200 0EV RicohGRⅢ クロスプロセス

 庭先…と、言っても我が家は農家で、自宅のすぐ隣に自前の田んぼがあるのでこれも立派なニワトリです^^。

 成長していく稲の葉の間から夕日が差し込んできています。水面に反射した夕日も差し込んでまるで、太陽が二つあるような不思議な世界です。

F5.6 SS1/640 ISO-200 0EV RicohGRⅢ

 アヤメの花びらを透かす夕日の光。色鮮やかな花びら達も実は、とても透明感のあるものなんですね^^。

●逆光の使い方

F3.2 SS1/160 ISO-200 0EV RicohGRⅢ クロスプロセス

 夕日に向かって真っすぐカメラを向けるのも良いですが、その構えを少しずらすとこのようにフレアが発生します。この辺は割と定番の表現方法ですね^^。昔はレンズの性能上どうしても入ってしまう物だったりしましたが、現在ではオールドレンズでフレアを入れ込むのが昔の写真みたいでエモいと、書籍でも特集が組まれるようにもなりました。

 それに加えてクロスプロセスの仕上がりイメージが、何気ない風景をよりノスタルジックに仕上げてくれます。

◆身近な絶景、空はいつでも裏切らない◆

 空こそ一番身近な絶景であり、それは一番裏切らない存在であると自分は思っています^^。

F5.6 SS1/1250 ISO-200 0EV RicohGRⅢ クロスプロセス

 強い逆光を意識しながら、電線や電柱、奥の建物がシルエットになるように撮影しました。まるでアニメの世界のワンカットのような一枚になりました。これもまた、玄関から出て30m以内の世界の景色です^^。

●何気ない物こそ絶景のシンボルになる

F5 SS1/400 ISO-200 0EV RicohGRⅢ クロスプロセス

 我が家は生垣があって道路に出る時ちょっと見えにくいので、道の反対側の畑の所にミラーを設置していますが、空を背景にして、なんだかえもいわれぬ風景になっています。

◆結論、絶景はいつでもあなたの胸にある◆

 いかがでしたか?、あなたの中にある『絶景感』を刺激できたでしょうか^^。自分はこの記事を書いて、この夏にチョット試したいテーマが決まりました。

 絶景写真と言うとハードルが高いように感じますが、実は視点を変える事でどんな景色も絶景になる事があります。そして大切なのは、『その視点はあなたのセンスであり才能』だと思うんです。子供の頃に見た景色が今も胸の中にある人は多いはずです。それこそが今のあなたの絶景感を形成していると考えます。

 そんなあなただけの絶景感、もし試したくなったら是非試してみて下さい^^。

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