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2020-10-08

今年も無事に稲刈りが終わった

 我が家の稲刈りは諸作業も含めると、なんだかんだ丸々一か月通しで行っている。営農法人さんとかだと規模も大きいし大変だなと思う次第です(汗)

 そんな我が家もようやくこの忙しさから解放されてブログを再開する気持ちの余裕が出てきたw。長梅雨で水量に恵まれたものの、後半の急な猛暑や、伸びすぎた稲の倒伏に見舞われたりと今年もバタバタでした。

新潟の主力品種コシヒカリBL

 新潟と言えばコシヒカリ!は、お陰様でどこに行っても通用するフレーズとなっております。ご多聞に漏れず我が家もコシヒカリBLという品種の水稲を栽培出荷しております。

 因みにこのコシヒカリBLとは、いもち病と言う病気に耐性がある強い品種です。開発された当初はやれ食味が~とか、やれ香りが~とか、色々文句を言われて大変だったらしいですが、喉元過ぎりゃなんとやら…今じゃなくてはならない品種となっております。

F2.8 SS1/50 ISO-200 0EV RicohGRⅢ

 コシヒカリBLだけで12tそこそこの出荷量となりました。零細農家ですが、積み上げれば誇らしいものです。置く場所が無くてぎゅうぎゅう詰めなだけですがw

F2.8 SS1/40 ISO-100 0EV RicohGRⅢ
F2.8 SS1/40 ISO-160 0EV RicohGRⅢ マクロ

 メチャクチャ不作だった昨年、一昨年と比べりゃ随分良くなったものです。

今年も壊れに壊れた機械達、それでも今年もよく頑張った!

 農業と言えばお約束の壊れまくる機械達w今年も壊れに壊れました(汗)玄米の選別パック機が新品入れ替えになり、コンバインと籾摺り機が大きな部品交換となって結局60万円くらいでたのかな?そこはまだ請求書来てないので分からない。

F5.6 SS1/400 ISO-200 0EV RicohGRⅢ ハイコントラストモノトーン

 まいたろうをセットしたトラクター。吹いた籾殻を田んぼに綺麗に散布できる便利な機械。これだけで手作業が減る。

F2.8 SS1/100 ISO-200 0EV RicohGRⅢ ハイコントラストモノトーン

 稲刈りと言えばやっぱりコンバイン。

F2.8 SS1/125 ISO-200 0EV RicohGRⅢ ハードモノトーン

 外で稼働する機械と違って、殆ど人の目に触れない名機籾摺り機。コンバインで刈り取り脱穀した籾を、玄米の状態にして更に選別してくれる機械。コレが無いと製品化は絶対にできないのだ!ここで玄米になった物を更に未成熟米と選別して袋に詰めて出荷できるように荷造りする。

F2.8 SS1/40 ISO-250 0EV RicohGRⅢ ハードモノトーン

 これぞマイナー機械!と、言ってもアナログの計量器。台計りと言って、コレは50kgまで図れる。因みにこれも壊れて写真の物は新品です(汗)

 基本的にパッキングの機械はデジタル軽量なのですが、コレが困った事にたまに狂って何百袋も詰め直す地獄を招く事があるのです(汗)そこでこのアナログの計量器でたまに正しく詰めれているか確認するのです。

 まだまだ沢山の機械がありますが、それはまたの機会にでも!

稲刈りが終わると寂しい、もうすでに今年が終わった気分。

F8 SS1/3200 ISO-200 0EV RicohGRⅢ クロスプロセス

 ふと空を見上げると、なんだかまだ夏の様な、でもやっぱり秋の様な…不思議な空だった。

F5.6 SS1/800 ISO-200 0EV RicohGRⅢ クロスプロセス

 すっかり刈られた田んぼを見ていると、チョット寂しくなる。なんだか静かな気分です。刈り取り後の株跡の脇から出ているのは二毛作、コレがふさふさしていると来年も豊作だとか…。

農業の成果と小さな犠牲者たち

F2.8 SS1/40 ISO-320 0EV RicohGRⅢ 

 籾摺り機の中から出てきたカエルやイナゴなどの小さな生き物。乾燥機にかかって干からびてしまっている。彼らはコンバインに巻き込まれて籾と一緒に乾燥機に押し込まれて命を落とした。コレを農業の犠牲者と取るか、別になんとも思わないか…。多くの人はなんとも思わないだろう。

F2.8 SS1/40 ISO-800 0EV RicohGRⅢ ハイコントラストモノトーン

 農業が礼賛されるようになって久しいが、自分としてはとてもそうは出来ない現実が多々ある。別に農業に限った話じゃないが、生産者と言う現代社会では少々強めな立場に、横柄な年寄は多い。実際に携わってみると分かるが、農業で大変なのは作業でもなければ、栽培そのものでもない。ズバリ『人』だ。これが非常に厄介だ。

 新潟県では少し前まで新規就農者を行政を上げてバックアップする事に躍起になっていた。結果的には殆ど定着せずに予算だけが目減りしてしまい、規模も縮小された。現代の農業界は結局のところ、社会の落ちこぼれや外国人実習生の受け皿くらいにしか考えていないのだ。生産者そのものはともかく、従事者の社会的地位は絶望的に低い。

 零細農家が今後10年で立て続けに離農し、近隣の法人などに集約されていく。きっと我が家も近い将来田んぼを手放す。先の事は分からないが、今は可能な限り頑張ってみるとしますよ。

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